住まいの購入 パーフェクトガイド
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マンションの規模や階数によって、住み心地はどう変わる?

同じマンションでも、超高層マンションと5階建て程度のマンションでは、周辺環境や共用施設、管理の仕方などがまったく違う。総戸数や階数、立地などによる住み心地の違いを整理しよう。

1 規模による違い

マンションは戸数によって、大まかに大規模、中規模、小規模に分けることができる。ここでいう戸数とは、総戸数のこと。つまり、敷地内に50戸の建物が4棟建っていれば、総戸数は200戸。この200戸が規模になるわけだ。

●大規模マンション

戸数がだいたい200戸を超えると、大規模マンションと呼ばれる。この場合、超高層マンションのように、一つの建物で200戸以上になるケースと、複数の建物(棟)を合わせて総戸数200戸以上となるケースがある。キッズルームや図書室など共用施設が充実し、比較的安い管理費で充実した管理が享受できるといったスケールメリットが特徴だ。ただし、最近は、プールやスポーツジムなど多彩な共用施設をつくったり、ホテル並みの生活サービスを行う物件が増加。こういった物件の管理費は、他より高くなりがちだ。


●中規模マンション

総戸数が50戸~200戸未満だと中くらいの規模といえる。やはり一つの建物の場合と、複数の棟で構成される場合とがあり、100戸以上になると、大規模マンションほどではないものの、スケールメリットを享受できる。2003年に行われた調査(東京カンテイによる)では、100戸~149戸規模のマンションの平均管理費が1番安いという結果になっている。


●小規模マンション

総戸数が50戸を下回るマンションのこと。共用施設は集会室程度で、戸数が少ない分、管理費や修繕積立金が高くなる傾向がある。管理費を抑えるため、管理員の勤務を週2~3回に抑えるマンションもある。長所は、こぢんまりしているため所有者同士の親しみがわく点など。駅からすぐ近くの商業地に建つケースと、閑静な一戸建て中心の住宅地に建つケースがある。


2 高さによる違い

マンションの高さ(階数)によっても、住み心地は異なる。大まかに、低層、中層、高層、超高層に分けられる。

●低層マンション

階数が3階建てまでが、低層マンション。一戸建てが多く閑静な住環境が形成される第1種低層住居専用地域に建設される小規模なマンションのケースが多く、圧迫感がない。ただし、築年の古い中古ではエレベーターが付かないケースもあり、高齢になって体が不自由になった時は困る可能性も。


●中層マンション

4階建て、5階建ての建物が中層マンション。5階建てまではエレベーターを付けなくてもいい。現在は購入者の意向を反映してエレベーターを設置することが多くなっている。マンションの多い住宅地などに建っている。


●高層マンション

だいたい6階建て~19階建てまでのマンションを指す。規模は中規模のものから大規模のものまでさまざま。6階建て以上だと公庫融資額が多くなる。


●超高層マンション

20階建て以上のマンションのこと。上層階は眺望にすぐれ、地域のシンボル的建物になる。市街地の再開発地区等に建つ傾向があり、高層階に住むと、外出がおっくうになるという人もいる。総戸数も大規模マンション並みに多くなるため、共用施設を充実させ、ホテル並みの生活サービスのある物件も多い。管理費などは、エレベーター等の電気代がかかることもあり、ほかより高くなりがちだ。


3 立地による違い

どんな地域に建つか、その立地によっても住み心地は異なる。

●都心型マンション

都市部の利便性の高い地域に建つマンション。既存の住宅地や市街地に建てられるものは、敷地にゆとりがなく、駐車場など共用施設面でやや劣る傾向がある。しかし最近、都心の埋立地などに建設されるものは、大規模な超高層も多くなってきている。

●郊外型マンション

郊外に建つため、敷地に余裕があり、中規模・大規模マンションが多くなる。共用施設にも恵まれる半面、通勤時間が長くなったり、買物施設など利便性で劣る可能性も。

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